忍者モザイクは動画だけでなく、写真や画像にもモザイクをかけられます。動画とは注意点が変わるので、画像を扱うときに知っておきたいことをまとめます。
対応している形式と上限
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 入力形式 | PNG / JPEG / GIF / WebP |
| サイズ上限 | 8MB |
| 出力形式 | JPEG |
動画の場合は mp4 / mov / avi / mkv / webm / m4v に対応し、長さは20分まで、出力は mp4(音声はそのまま)です。
画像は動画より簡単、ただし「1枚に全部乗っている」
動画では、対象がコマごとに動くのを追いかける必要があります。画像にはその問題がありません。1枚を処理すれば終わりです。
一方で、画像には別の難しさがあります。1枚の情報量が多いことです。
動画は1コマあたりの解像度が抑えられていることが多く、背景の細部までは写りません。写真はそうではありません。手前の主題を隠しても、背景に次のようなものが写り込んでいることがあります。
- 窓の外の景色(建物の組み合わせから場所が割れる)
- 机の上の封筒、宅配便の伝票、診察券
- パソコンやスマホの画面
- 壁のカレンダー、賞状、掲示物
- 鏡やガラスに映った撮影者自身
写真の方が、背景の確認は丁寧にやる必要があります。
出力がJPEGになることの意味
書き出しはJPEGです。ここには2つの意味があります。
良い面:余計な情報が落ちる
JPEGとして書き直されるため、元のファイルに付いていたExif情報は引き継がれません。撮影日時、カメラの機種、そして場合によってはGPSによる撮影場所が、元のファイルには含まれていることがあります。
モザイクをかけても、位置情報が付いたまま公開すれば、撮影場所は分かってしまいます。書き出したファイルを使えば、この心配はありません。
なお、これは「忍者モザイクで処理したから安全」という話であって、元のファイルをそのまま共有すれば位置情報は付いたままです。共有するのは必ず処理後のファイルにしてください。
Exifのうち向きの情報だけは画素に反映されます。スマホを縦に構えて撮った写真が横倒しで出てくる、ということはありません。
注意する面:透過が失われる
PNGやWebPの透明部分はJPEGでは表現できません。透過を保ったまま使いたい画像には向きません。
また、JPEGは非可逆圧縮なので、細部はわずかに劣化します。印刷用の原稿など、画質を厳密に保ちたい用途には向きません。
何を隠せるか
動画と同じです。性器・顔・車のナンバー・表札・ブランドロゴから選べます。一覧にないものは「郵便受け」「社員証」のように日本語で書いて指定でき、4つまで同時に指定できます。
隠し方も同じくピクセレート・ぼかし・スタンプの3種類です。それぞれの違いはピクセレート・ぼかし・スタンプの違いと使い分けにまとめています。
対象の形に沿う設定を使うと、四角ではなく輪郭に沿って処理されます。写真は静止しているぶん粗が目立ちやすいので、この設定は動画以上に効きます。
写真で特に気をつけること
文字は強く隠す
書類、名札、伝票、画面に映った文字。文字は候補が限られるので、弱いモザイクでは特定されうるという性質があります(モザイクは復元できる?)。
写真は動画より解像度が高いことが多く、小さな文字まで読めてしまいます。文字を隠すときは強さを「強」にするか、スタンプで覆ってください。
範囲は広めに取る
対象の端が見えていると、そこから内側を推測されます。ぎりぎりを狙わず、少し広めに隠れている方が安全です。
元ファイルを共有しない
繰り返しになりますが、共有するのは処理後のファイルだけにしてください。「間違えて元の方を送った」は起こりえます。処理後のファイルを別のフォルダに分けておくと防げます。
確認は画像でも必要
1枚だからといって省かないでください。画面全体を、隅から隅まで見てください。拡大して背景を確認すると、見落としていたものが見つかることがあります。
確認の観点は公開前に隠し漏れを見つける手順にまとめています。動画向けの内容ですが、背景・端・反射という観点は画像でも同じです。
まとめ
- 画像は PNG / JPEG / GIF / WebP、8MBまで。出力はJPEG
- JPEGで書き出されるのでExif(撮影場所を含む)は引き継がれない
- ただし透過は失われる
- 写真は解像度が高いぶん、背景と文字の確認を丁寧に
- 共有するのは必ず処理後のファイル
書き出しで画質がどう変わるかはモザイクをかけると画質は落ちる?にまとめています。
出品写真のように自宅で撮った1枚を不特定多数に見せる場合の確認項目は、フリマアプリの出品写真で隠しておきたいものにまとめています。
忍者モザイク