通しで確認するのは前提として、どこを重点的に見るかが分かっていると見落としが減ります。外れ方には原因があり、原因ごとに現れる場面が決まっています。
1. 遮蔽からの復帰
一番多い形です。手・体・衣服・寝具に覆われて検出が途切れ、再び現れたときに数コマ遅れて復帰します。
その数コマが露出になります。覆われていた時間が長いほど、復帰の判断が遅れます。
見る場所 — 何かが対象の前を通過した直後。手が離れた瞬間。
2. 体勢の変化
見え方が変わると、学習した形との一致が下がります。急に角度が変わる場面、寄りと引きが切り替わる場面で検出が不安定になります。
見る場所 — カットの切り替わり直後。カメラが寄った直後。
3. 画面の端
対象が画面の端で切れていると、映っている部分が少なく、検出の確信が下がります。端から入ってくる瞬間、出ていく瞬間はどちらも弱くなります。
見る場所 — 画面の四辺に対象が掛かっている場面。
4. 動きが速い
検出は数コマに1回だけ行い、間は位置を推定して埋めています。まっすぐ一定の速さなら正確ですが、急な加速や方向転換では推定した位置がずれます。
ずれた場所にモザイクが乗るので、本来の位置が露出します。詳しくは動きの速い場面でモザイクが外れるのはなぜかにまとめています。
見る場所 — 動きの速い場面全般。特に方向が変わる瞬間。
5. 暗さ・照明の変化
暗い場面では輪郭の手がかりが減ります。照明が急に変わると、同じものでも見え方が変わって検出が下がります。
見る場所 — 暗い場面、逆光、明滅する照明。
6. 濡れ・反射・肌の色に近いもの
光沢や反射があると、境界が曖昧になります。背景が肌に近い色の場合も、輪郭の判定が鈍ります。
見る場所 — 反射の強い場面、肌色に近い背景の前。
7. 輪郭の取り損ね
「対象の形に沿う」を有効にしている場合、輪郭を細かく取るほど、取り損ねた部分がそのまま露出になります。
四角なら多めに覆っていた場所が、輪郭に沿った瞬間に外れることがあります。特に小さく映っている場合や、境界がぼやけている場合に起こります。
見る場所 — 対象が小さい場面、暗い場面。
外れるようなら、その素材は形に沿うを無効にして四角で隠す方が確実です。
露出とちらつきは分けて見る
似て見えますが別物です。
- ちらつき — モザイクの形や大きさがコマごとに変わる。隠れてはいる
- 露出 — 一瞬だけ外れて中身が見える
ちらつきは見た目の問題ですが、露出は目的が達成できていない状態です。確認のときは、この2つを混同しないでください。
見つけたときの直し方
| 症状 | 対処 |
|---|---|
| 特定の場面だけ外れる | 無修正安全度を「高め」に |
| 輪郭からはみ出す | 「対象の形に沿う」を無効に |
| 粗さが足りず形が読める | 強さを上げる |
| 復帰が遅れる | 安全度を上げる。それでも残るなら該当場面を切る |
| 全体的に検出が弱い | 明るい素材に差し替える、撮り直す |
元の素材から作り直してください。モザイク済みの動画にもう一度かけると、画質が二重に落ちます。理由はモザイクをかけると画質は落ちる?にまとめています。
確認の手順
重点的に見る場所が分かっていても、通しの確認は省けません。手順は公開前に隠し漏れを見つける手順にまとめています。
設定の選び方は性器のモザイクを自動でかけるをご覧ください。
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