ドライブ動画、納車の記録、街の風景。動画には自分の意図とは関係なく車が写り込みます。ナンバープレートは文字と数字の組み合わせなので、隠し方を誤ると意味を持ちません。
ナンバーから何が分かるか
ナンバープレートは、車を一意に特定するための記号です。誰でも自由に照会できるわけではありませんが、特定の車を継続的に追える手がかりにはなります。
- 同じ車が別の動画にも写っていれば、同一人物のものだと分かる
- 撮影場所と組み合わせると、生活圏が推測できる
- 珍しい車種と組み合わせると、絞り込みが一気に進む
自分の車であっても、公開範囲を制御できない場所に出すなら隠しておくのが無難です。他人の車が写り込んでいる場合はなおさらです。
文字は弱いモザイクでは隠れない
ここが一番の注意点です。ナンバープレートは、取りうるパターンが限られた文字と数字でできています。
同じ書体・同じ配置の文字は、候補を片端からモザイク化して結果を突き合わせることで特定できてしまいます。細かいタイルのモザイクは、この総当たりに耐えられません。
ナンバーを隠すなら、強さは「強」を選んでください。あるいはスタンプで完全に覆ってください。詳しくはモザイクは復元できる?で説明しています。
動画特有の落とし穴
静止画なら1枚確認すれば済みますが、動画では次の場面で取りこぼしが起きます。
一瞬だけ映るコマ
すれ違う対向車、交差点で横切る車。数コマだけ映って消えるナンバーは見落とされがちです。動画は止められるので、1コマでも見えていれば読み取られます。
斜めから映るコマ
正面から映っている間は検出されても、角度が付いた瞬間に外れることがあります。車が曲がる場面、カメラがパンする場面は要注意です。
反射・映り込み
ガラスや車体に映ったナンバーは見落としやすい代表例です。後続車のナンバーが、前の車のリアガラスに映っていることがあります。
部分的にしか見えていないコマ
半分だけ見えているナンバーも、車種や地名表示と組み合わせると絞り込みの材料になります。
忍者モザイクでの隠し方
車のナンバーは選ぶだけで指定できます。対象がコマごとに動いても追いかけるので、位置を手で指定する必要はありません。
設定の目安は次のとおりです。
| 項目 | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 隠すもの | 車のナンバー | 選ぶだけ |
| 種類 | ピクセレート、またはスタンプ | 文字を確実に潰す |
| 強さ | 強 | 総当たりに耐えるため |
同時に顔・表札・ブランドロゴも選べます。ドライブ動画なら、ナンバーと一緒に表札も指定しておくと、住宅街を通る場面で取りこぼしが減ります。歩行者が写り込む場合は顔も指定してください(顔の映り込みへの対処)。
一覧にないものは「郵便受け」「駐車場の看板」のように日本語で書いて指定でき、4つまで同時に指定できます。
隠しきれないときは
自由入力で言葉を変えてみてください。見た目を説明する言い方の方が見つかることがあります。
それでも残る場面がある、という前提で確認してください。AIの検出は完璧ではありません。特に反射や一瞬の映り込みは、人の目でも見落とします。
公開前の確認
書き出したファイルは、公開前に等速で通して確認してください。倍速で流すと、一瞬だけ映るコマを見落とします。
確認のしかたは公開前に隠し漏れを見つける手順にまとめています。
まとめ
- ナンバーは文字なので、弱いモザイクでは特定されうる
- 隠すなら強さは「強」、またはスタンプで完全に覆う
- 一瞬の映り込み・斜めの角度・ガラスへの反射が落とし穴
- 「車のナンバー」は選ぶだけで指定でき、動いても追跡される
- 公開前に等速で通して確認する
忍者モザイク